セファロタスの栽培に適した湿度を保つために、どのような方法を用いるかは、栽培環境によって選択することになります。
例えば、温室や水槽がなく、セファロタスの鉢数も、それほど多くない場合、チャック付きのビニール袋を用いると便利です。
チャック付きのビニール袋は、食虫植物などの高い湿度を好む植物の栽培において、よく使われている便利なアイテムです。
セファロタスの場合、2号から3号の鉢で栽培しているのであれば、B5サイズのチャック付きビニール袋に、丁度よく収まります。
チャックは閉じず、上を開けておくようにすれば、湿度が高くなり過ぎたりせずに済みます。
セファロタスをチャック付きビニール袋に入れて管理する場合、水やりには注意が必要です。底に大量の水が溜まると腰水になってしまいますので、十分に注意します。
温室の中は気温が上がりやすいため、セファロタスにとって夏の温室は、とりわけ厳しい環境になりがちです。そのようなとき、チャック付きビニール袋に入れて涼しい場所へ置いておけば、少しは猛暑も乗り切りやすくなります。